旅に出て得られる開放感。
静かに世界や自然に目を向けてみたい。

 

旅は真の知識の大きな泉である。

  ディスレーリ(イギリスの政治家 1804〜81)

 

 

人は国外へ一歩踏み出すとき、個人以上のものとなる。
彼は自分のうちに彼の国家と種族とを携えていく。

内村鑑三(評論家 1861〜1930)

 

 

旅行者はその放浪によって、
家庭のありがたさを学ぶことはいよいよせつである。

ディケンズ(イギリスの作家 1812〜79)

 

 

の花 踏みしだかれて、色あたらし、
この山道を行きしひとあり

釈迢空(民族学者、歌人 1887〜1953)

 

 

 

福音社『サインズ・オブ・ザ・タイムズ』2006年8月号 今月の言葉より引用