人生では知らず知らずに自分の進む道を
選ぶことがある。
しかし、選んだとき、それがどのような
みちになるかはわからないことが多い。

 

二つの道が森の中で岐れていた。そしてこの私---
私はあまり人の通っていない道を選んだのだ。
それが、大きな相違をもたらすことになった。

 

ロバート・フロスト(アメリカの詩人 1874〜1963 )

 

 

 

破滅への道を行くためには、その道を探す必要はない。
門は大きく、道も広く、足は自然に、死に至る道に向かうからである。
しかし、命に到る道は細く、その門は狭い。

 

エレン・ホワイト(アメリカの宗教家 1827〜1915 )

 

 

 

道に迷うこともあったが、それはある人々にとっては、
もともと本道というものが存在しないからのことだった。

 

トーマス・マン(ドイツの文学者 1875〜1955)

 

 

人が見て自分で正しいとする道があり、
その終わりはついに死にいたる道となるものがある。

『旧約聖書』(箴言16章25節)

 

福音社『サインズ・オブ・ザ・タイムズ』2011年5月号 今月の言葉より引用