ジャナクプル駅前

ジャナクプル鉄道の中心駅であるジャナクプル駅は当然のことながら一番大きな駅である。この駅にはジャナクプル鉄道の事務所や機関車検修庫、貨物積み込み側線などがあり駅本屋(えきほんおく)前は広場になっていて、そこからまっすぐステーションロードとよばれる道が南へ延びている。自動車のほとんどないジャナクプル市内での交通機関であるリキシャーが広場には一日中たむろしており、その周りには露店が軒を並べている。鉄道自体の列車発着本数は多くないが駅前はいつも賑やかである。


駅コンコース売店

ジャナクプル駅の構内には看板に蒸気機関車をあしらっている同鉄道の全駅の中で唯一の売店がある。扱っているのは雑誌と新聞。毎日通っていると、この店は二人の店員が一日交代で店番していることに気付いた(どうでもよいことだが・・・)。また、この店には電話があり、とのむと時間いくらで通話が可能だ。日本の売店のような飲料や食べ物は扱っていない。そういうものは駅前広場の露店で購入する。


最終列車

ジャナクプル鉄道の最終列車は夕方6時台に到着する。冬の日短い時期は駅構内は照明設備が乏しいこともあって真っ暗である。列車からおりた乗客はそそくさと町の中へ消えてゆく。


プラットホーム

ジャナクプル駅のプラットホームは地面にコンクリートを張っただけの簡易な作り(ヨーロッパスタイル)だが、かなり広くとられている。屋根などはなく暑い盛りには太陽に照り付けられて、じっと立っているのは不可能だ。何番線とかの表示はなく駅舎に近い線路がジャイナガル方面行き列車の発着、その向こう側がビジャルプラ方面への列車の発着線となっている。


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