SZD-19-2A PZW スケール?
グライダーです。ソアラー、かっこいいですね。エンジンだとか、プロペラだと
か、況わんや兵装だとか余計なものが何もない、純粋に飛ぶためだけの機械。いや機械といっても、もはやそれは人機一体、意志をもったひとつの飛行物体が、風という自然と戯れ、またあるときは格闘する。なーんてクサ過ぎですか(^o^)。でも流線形の極みで、かつ大アスペクト比、長翼のソアラーは本当に美しいフォルムだと思います。
キットについて、メーカーについて、また実機については実は何も知りません。大体ソアラーのプラモなんて他にあるのか?黎明期のハセガワのキットにセカンダリーが2種類ありますが、あれはちょっと野暮。このキットは「ホビーショップサニー 「¥400」の値札が貼ってあったので、80年代に買ったものだろうと思います。PZWはPODLASKIE ZAKLADY WYTWORCZE の略称で、ポーランドの会社です。かば◎さんのサイト「河馬之巣」にはこのメーカーの軍用機のリストが掲載されています。かば◎氏は、なんとこのグライダーシリーズの全ラインナップを所有なさっているとのこと。恐るべし、小国魂(^o^)。
キットはSZD-19-2Aという機種で、-41がJANTAR ATANDARD、-22がMUCHASTANDARD、-16 がGIL、-9がBOCIAN1Dというラインナップになっており、全てグライダーだそうです。キャノピーは一応塩ビで抜いています。デカールは多分ハセガワ1/200 DC-9のガルーダ航空のものを適当に切り貼りです。私にとっては、唯一マイナーなメーカーで、小国の飛行機の完成品です。
グライダーって見た目はかっこいですが、日本ですと体育会系の練習方式なのだと聞いたことがあります。私は、昔ハンググライダーをやっていたことがありますが、あちらは極めてなごやかな雰囲気でした。まあそりゃ、そうは言っても、友人二人が骨折したり、同じ会社の人間が墜死したり、えーと、なんだ、やっぱり重力に逆らうための代償はそれなりに有りましたが....(-_-;)


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