参加作品の中からTMC４月例会で会員合議の上、各特別賞を選定いたしました。
TMC特別賞については今回のコンテストがジャンルを問わなかったことがあり、当会の会員だけではジャンルによってはわからない面もある。評価しにくいという声があがりました。そのため応募作の中から1点を選ぶのは難しいこともあり、次回コンテストに於て各ジャンル毎に賞を設定（賞品をより豪華に設定予定）するということで今回は見送りとなりました。御了承下さい。
航空機部門はOWLS北川様のP３０がマイナー機のうえに仕上げが素晴らしいということで特別賞となりました。
AFV部門はTAC様のペルリエタンクトランスポーター、餡泥様のACG1、トドリ−様のマルダー偵察戦車140/13作品が最後まで争ったのですが、フランスのマイナー戦車ということと、ガレージキットを丁寧に組み立てているということで餡泥様の作品に決定させていただきました。

マイナーアイテムならびにマイナーキットで競った当コンテスト、入賞者が決まり、無事終えることが出来ました。参加していただいた皆様ありがとうございました。
入賞作品はいずれもマイナーを極めたものばかりとなり、マイナーアイテム大好きのTMCが主催したコンテストらしいものとなりました。1位になったバーズの宮ちゃn様のショートメイヨ飛行艇は機体もマイナーながらキットもマイナーでしかもバキュームというとんでもない作品です。親子飛行艇という特異な姿と、よくぞ組み立てたという評価で票を集め堂々の1位となりました。2位のOWLS池田様のAr232は知る人ぞ知る強烈なキット、MACH2のキットを素晴らしい出来で完成させたことが評価されました。3、4、5位に入賞したAFV作品3点はあまりにもマイナーなアイテムが高評価につながりました。投票メールに「こんなのがあったのか？」という感想が多かったのがこの３点です。笠松様のスチームローラーはちょっと意表をつくアイテムでした。その形、何じゃこれ？というところがシブいの一言で評価されました。かさぱのす様のD８はキットの存在自体があまり知られておらず、車種的にも珍しいものです。かば◎様のタトラv230も同様でこのような車輛を組み立てる方はそういないでしょう。4位の中川様のベングローブC1はシブイ機種選択と仕上げのうまさが評価されたものです。5位になったRokkoji様のカルロベローチェCV３５はただでさえマイナーなイタリア戦車を作ったことと、仕上げの良さがポイントにつながりました。6位のKWAT様のSokoG4はユーゴのマイナー練習機という点が、7位のとくちゃん様のTu104は珍しいロシアの旅客機という点、マット様のT４０はこれまたマイナーな戦車というところがそれぞれ評価につながった様です。