レンズで遊ぶ=6

オートリケノン50mm F1.7
廉価版のレンズが多く、性能はそこそこと見られがちのリコーのレンズ。どちらかといえばマイナーであまり中古として出回っているのを見かけない。しかし、その性能は現在のGRシリーズを見ればわかるように、とてもしっかりしている。今回、入手したオートリケノン50ミリF1.7は中古カメラ店で4500円という低価格で並んでいた。このレンズが付いていたカメラが何だったのか分からないがM42マウントの汎用性の高いレンズである。明るさがF1.7と廉価タイプの標準的な明るさだが、お試し撮影してみると実用には全く問題ないレンズであった。
独特な描写をすることはなく、色が若干赤にシフトするようだが、開放からしっかりしたピントが得られる。モノクロで使うには十分な性能だと思う。作りは安っぽいが金属の鏡胴は昔のレンズならではだ。中古価格も安く、標準レンズ遊びにはもってこいのレンズである。
このM42マウントレンズの後にXRシリーズ用としてペンタックスKマウントのリケノンがラインナップされた。XRシリーズは価格も安く、デザインもなかなかのもので、発売当時、とても欲しかったカメラのひとつだ。数が少なかったことや、経年劣化が著しいためか中古カメラ店でもあまり見かけず、できればXR500あたりを入手できればと思っている。レンズはリケノン50mmf2が入手できればベストだ。


お遊び撮影

RikenonP01

RikenonP02

=RikenonP01 開放ではピントの合った部分はシャープだが後ろのボケ方が渦巻き状の奇妙なボケ方をする。きれいなボケではないがこれを利用するのも面白いかもしれない。全体に柔らかい感じのする描写だ。=RikenonP02 少し絞り込むと全体にしっかりした描写になる。石段のディティールも良く写しとっている。カラー再現は若干、赤が強い感じがする。この写真はノーマルにスキャンした素データでP01の方は少し赤味を処理時に抜いてある。


戻る