NEPAL Tempo・キットのディティールアップ工作について
現在、発売中のNEPAL Tempoはキットをストレートに組んでもお楽しみいただけますが、抜きの都合上、あるいはパーツ化が難しいため省略した部分があります。
キットを基本にディティールアップ工作を行っていただくと、よりリアルな作品とする事が出来ます。キット説明書にもポイントを併記していますが、実際のディティールアップ工作をヒントとして御紹介します。


バックミラーの工作
バックミラーは細くて破損しやすいためパーツ化を断念した部分です。エバーグリーン社のプラ棒などで自作します。ミラー形状は実車は丸、角形の両方があります。オートバイのパーツを流用したものもあり、形状にはそれほどこだわる必要はありません。丸型にする場合はポンチで打出したプラ板をステーに取り付けます。位置、形は写真を参考にして工作して下さい。


キャビンドアの工作と幌のディティールアップ

ネパールで使用されているTempoでは雨の吹込み対策としてリアキャビン入口にドアが付いています。ドアは鉄パイプのフレームにキャンバスを貼っただけの簡易なものです。窓のあるもの、ないものと数種類がありますが、ほとんど手作りのため、形はある程度自由に作る事が出来ます。プラ板を写真を参考に切り出して、薄く伸ばしたエポパテでディティールを加えて下さい。ドアの固定は仕切りのパイプ部にゴムバンドを用いて行われています。実車ではゴムの弾力を利用して自動でドアが閉る工夫がされています。幌のウインドウフレームとの接合部は若干隙間が生じますのでエポパテでカーブに馴染むようにして下さい。

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