Ura Kame Modelでは1/10フィギュアを実験的に製作しています。24や35フィギュア製作の練習あるいは型抜き練習にと始めたもので、いまのところ販売計画はありません(いずれ販売するかもしれませんが)。亀モデルでは練習と称してこんなものも作っておりますので参考までにご覧下さい。


その1 Kanori Project
試行錯誤の末、ほぼ完成した「かのりフィギュア」をTMC展示会に間に合わそうと大急ぎで塗装しました。御来場の皆様の反応は?
「体はともかく、顔が恐い、恐すぎるでぇ〜」でありました。塗装がまずい上に、顔の彫を深くしたらえらく恐い顔になったと思ってましたが、その通りになりました。
会場を訪れたフィギュアの達人から様々なアドバイスを受け、あるいは顔の原型を手渡して修正をお願いしました。
かのり嬢を完璧に仕上げるまでにはまだまだ時間がかかりそうです。

修正分を塗装
他にもやることがたくさんあって、なかなか進まないKanori Projectですが修正した顔パーツを塗装してみました。横顔はなんとかイケそうですが、正面顔が今一つ。「これではあきまへ〜ん」ということで当プロジェクトは一旦休止。現在進めている亀モデル新製品開発が一段楽したら全面的に作り直す事に決定しました。


これが素体です

今回のフィギュア製作にあたっては裸状態の素体を作る事からスタートしています。原型は針金の骨格にエポキシ木工パテで肉付けし、削り込みと盛り付けをくり返し、大まかな形を作って細かな部分をタミヤの速乾エポキシパテで作っています。原型は立ち姿で作ってレジンに置き換えた上でポーズ変えを行い(35のフィギュア改造の感覚ですね)複数のフィギュアの基本部分が作れるようにしています。しかし、女性の体は難しく、写真や体型の良く似た方にモデルをお願いしてそれらを参考に作りましたが典型的な日本人体型なのに胸がでかい素体になってしまいました(かのり嬢はH158に対しB89あるもので忠実にやるとけっこうアンバランスになります)。
顔と腕はポーズ毎に作らなければなりませんが、結構この方法は便利だと思っています。


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