PART-2

キハ1の製作は1日2時間程度の製作ペースで徐々に進んでいます。資料をあまり気にしないほぼフリーランス(といっても実車のイメージは尊重していますが)車輛の製作なのでいつものスクラッチより気分が楽です。徹底的に実車にこだわるよりも今回はイメージ優先となっています。


車内の製作
実車の車内の写真が手元にないため、当方が昔、実際に乗って写真を撮っている加悦鉄道の気動車や別府鉄道のキハ101を参考にし、「図面集・日車の車輛史 戦前私鉄編」の他社向け気動車の中からよくにた車内配置の図面を参考にそれらしく作っています。シートは運転台横まであったか定かでないため、運転台の横は荷物置き場として空間としました。運転台はこれまた全く、キハ1の写真がないため、他の気動車の物を参考にしました。ノッチ、ブレーキレバーは今も昔もそう変わっていないので現在使用されているものとほぼ同じですが、キハ1はガソリン機関の機械式気動車なのでギアチェンジ用のレバーをそれらしく追加しています。荷物棚はエバーグリーンの1ミリ角材を組み合わせネットにはタミヤのM60に付いていたメッシュの残りを使っています。車内の支柱などは全てエバーグリーンのプラ材から作っています。床は木の板を敷いているので、0.5ミリプラ板にPカッターで継ぎ目を入れ、レザーソーの刃を垂直に当ててケガいて木目を再現しました。床には廃油を塗っているため塗装の段階で再現することにしています。


屋根の製作
屋根部分は最初は鉄道模型のペーパーキットと同じく木板から削り出すつもりでしたが、さすがに1/35では屋根の裏側が面一ではまずかろうと実車と同じくRを再現しました。バキュームで一発と考えたのですが、歪みが出るとどうにもならないので、0.5ミリプラ板に2ミリピッチでカッターを軽くあててゆっくり曲げてRを再現しています。屋根の端のRはプラ板を積層して削り出しました。丸いドーム状の車内灯をどう再現するか、考慮中です。


足周りの製作
キハ1は2軸気動車のためボギー車輛のような台車がありません。その分、製作は楽ですが軸受けの形状、ダンパー受けなど不明な部分があり、これまた実車の写真や他の2軸気動車を参考にしました。車輪はレジンで複製したものを使用。車軸はプラ棒やプラパイプを組み合わせています。エンジンは1/35のトラックから転用。エンジンカバーや燃料タンクはそれらしい形でまとめました。排障器は0.5ミリプラ板を短冊状に切り出したものでアングルを作り組み合わせて作っています。

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